ふと思い出した旅行記。
西中島(新大阪)エリア CAナイト 岩木
15/01/22 17:03
自宅の写真を整理していると、
電車マンが高校2年生の時に撮った、国鉄佐賀線の廃線跡地の写真が出てきました。
この頃は未だ、西鉄矢加部駅の真下に、佐賀線の廃線跡地があることを知らなかったのもあり、佐賀駅近くでたまたま見つけた廃線跡地を撮っただけ
今回2年振りに国鉄佐賀線の廃線跡を訪れて、ある旅行記に書かれていた事を思い出しました。
「鉄道がなくなると、どうなるのだろう?駅や線路や古い駅舎、そこで刻まれた時間はどうなるのだろう?
そこはきっと何もなくなって、あっという間に原野に帰って、そこに鉄道があった事すら忘れられてしまうのだろう。
でも、そこには思い出が残る。
朝走って改札をくぐり、待っていてくれた列車の中で、肩で大きく息をした記憶。
遅れてきた列車の中に、待っていた人を見つけた時のほっと安堵した笑顔。
駅のホームで見送ってくれた両親に、涙を堪えながら、窓越しに小さく手を振った記憶。
色々な思い出の中に、駅は鉄道は生き続ける。
例え廃止されてなくなっても、鉄道は生きているのだ」